Centerm、Kaspersky Secure Remote WorkspaceでKasperskyと提携

10月25日～26日、年次カンファレンス「Kaspersky OS Day」において、Kaspersky Thin Clientソリューション「Centerm Thin Client」が発表されました。これは、Fujian Centerm Information Ltd.（以下、「Centerm」）とロシアの商業パートナーとの共同開発によるものです。

IDCレポートによると、Centermはシンクライアント／ゼロクライアント／ミニPCメーカーとして世界第3位にランクされています。Centermデバイスは世界中で広く導入されており、現代のイノベーション企業向けにシンクライアントとワークステーションの大量生産を実現しています。ロシアのパートナーであるTONK Group of Companies Ltdは、ロシア、ベラルーシ、ウクライナ、カザフスタン、旧ソ連諸国において、15年以上にわたりFujian Centerm Information Ltd.の利益を独占的に代理してきました。

Centerm F620は、Kaspersky Secure Remote Workspace環境において、サイバー免疫システムに作業スペースを提供するという大規模なプロジェクトの実行を可能にします。Fujian Centerm Information Ltd.のCEO、Zheng Hong氏は、「チップ不足や電子部品の供給遅延といった状況下でも、Kaspersky OS対応シンクライアントをタイトなスケジュールで量産し、技術パートナーおよびビジネスパートナーをサポートできることは間違いありません」と述べています。TONK Group of Companies Ltd.のCEO、Mikhail Ushakov氏は、「サイバー免疫システムにおける優れたソリューションの基盤として当社のデバイスが採用されたことを、Kaspersky Labに深く感謝いたします。Centerm F620の導入により、Kaspersky Secure Remote Workspaceにおける信頼性とセキュリティの高い作業環境が確保されます」と述べています。